奥さんのバストサイズ

喫煙エリアで米人が話している所に混じったところ
何やら奥さんの下着の話題になっていた。

こちら(USA)に来て感心したことのひとつに
いわゆるSexy下着や大人の玩具屋さん
(Pinkのネオンや看板が多い)が普通にあり
夫婦、カップルが平気で入っていく様子である。

モールの中にも堂々とあったりするから
私も何度か入ったことがあるが(深い目的も無く です。はい)
実にフランクである。
店の内部もジメジメ感は全く無く
若い女性も1人で入って何の問題も無く買い物が出来る環境だ。

Johnの車に乗せてもらった時も
Pink看板の店の前にさしかかったとき
奥さんのJanieと
「今度どんな下着買おうか?」みたいな会話で弾んでいた。
俺がいるのを分かった上でだから普通の会話なのだろう。

日本人からみると羨ましい感じだが
考えてみれば男女のコミニュケーション上、
一番(?)効率のよいアイテムについて話しているわけで
合理的といえる。
恥じらいや陰の部分に美意識を持つ日本文化も
”それもまたよし”ではあるが
何事もオープンで開放的なこの国の文化は確かに進歩的だ。

とは云うものの、誤解のないように云っておきたいのは
日本とは全く逆に風俗産業のようなものは
ここアメリカでは、特に地方では皆無と云っていい。
せいぜいポールダンスの飲み屋がどこかにある位だ。

SEXは配偶者、もしくは恋人とするものであって
不特定の異性とするものではない との風潮が実に強い。
(いわゆる出会い系サイトのようなものはあるらしいが・・・)
もし風俗で遊んだみたいなことが配偶者や恋人にばれたら
一発レッドカード(立派な離婚理由)だそうである。

日本とUSAのこの矛盾は実に興味深い。

で、喫煙所の話に戻るが
奥さんのブラのサイズが38インチ(96.5cm)に大きくなってたとの話題で
盛り上がっていた。
(かつ、重力にだいぶ負けてきたらしい。。。)

旦那が50歳なので間違いなく中年の域と云っていいと思うが
夫婦揃って下着を買いに行くから
自然とバストサイズも判ってしまうというわけ。
どうもX'masプレゼントとして下着を一緒に買うというのも
一般的にあるようだ。

50過ぎたら嫁の下着など、どうでもいいと思うのが日本人だが
その話題で盛り上がれる米人が羨ましい。
日本人の何%の人が配偶者のバストサイズを「正確に」知っているだろうか?

念のため付け加えておくが
嫁の使い古した下着を見るとうんざりするのは確かで
(休日の洗濯物干しで嫌でも触るのだ)
たまにはsexyな下着を付けたらいいのになぁ
と思っているのは事実である。

持ってない(だって買う必然性が無い!?)のかもしれんが
日本人のだめな部分の根本が
この辺にもありそうな気がする。。。