結婚の幸せ感

興味深いアンケート結果が出た。
NHKが調査した「結婚している方が幸せだと思うか?」という質問に対し
幸せと感じる、どちらかというと幸せに感じる の肯定派が28%
そうは思わないという否定派が29%とほぼ同数だった。

これは想定の範囲内だが面白かったのは男女の差

男の肯定派が35%だったのに対し女は23%と10%以上の差あり。
しかも女の回答を独身と既婚で分けると
独身の26%に対し既婚:21%
つまり既婚女性は結婚して幸せだと思う人は独身より5%少ないという事実。

記事では主に主婦として家事全般をこなすことで
思い描いていた結婚観とGapを感じ、幸福感を味わっていないのだろうとの分析あり。

男が能天気で「結婚なんて所詮、こんなもの・・・」と割り切れるのに対し
女は「こんなはずではなかった。。。」と感じているという事だろうと推測する。
まぁ予想通りと云えばその通りだが数字でみると意外とその差が大きいと判る。

離婚率が30%との数字も聞くことからすると幸せと感じない%はもっと高くてもよいはずである。回答率が60%台だったとのことなので、離婚しそうなカップルは「幸せ感」どころの騒ぎではないのかも知れない。
仮にそうだとして約30%が「幸せではない」と解釈すると女性の約半数が「結婚して不幸」と感じてることになる。
うむむ。。。な数字である。

女性は男性より打算的という話を聞くが、彼女達の「結婚観」「幸福感」とはいったいどんなものなのだろう?何歳になっても「夢見る乙女」なのだろうか・・・?
いい年をしたオバちゃん達が韓流スターやジャニーズ系を追いかける様をみるが、あれはバーチャルでなくリアル世界でも信じているということなのか?
男は頭の中で妄想はしてもあそこまで本気になる(時間と金を使う)ことは稀だ。
クラブのママにお金を使うのとも動機が違う。

こうなると大奥や吉原の女性達の方が幸福感が有ったのではないか?とさえ思えてくるのは行き過ぎだろうか?
異性(男)に守られていると感じることが幸せではないとしたら、男のやれることは結構制限されてしまう。
「女なんていつも無いものねだりだから、いつの世もこの数字は変わらないわよ」とズバッと言い切ってくれたほうがスッキリするのだけれど。。。