都合のいい女

ネット記事やらブログで「都合のいい女」関連を最近良く目にする。というよりはまってしまった。
ほとんどが女性が書いているか質問・問題提起しているものだ。
知恵袋でわずかに男性がコメントしているものがあるが9割以上は女性だ。

そこで語られる内容がまさにピンからキリまでなので面白いと言うか、愕然とした。

大きく分けると
1.自分は都合の良い女でしょうか?と都合の良い女をネガティブに考える人
2.小悪魔ぶりを存分に発揮し都合の良い女を逆に楽しんでいる人
に大別されるが、ブログでは圧倒的に2.が多い。
そりゃそうだわな。その小悪魔ぶりがネタにして書いてるんだから。
通常(常識)の恋愛モノだったら読者も増えないし(話題にならないと言う意)読んでいても面白くない。

一般人から言わせれば2.の人なんか極一部の特別な人(いわゆる尻軽女。恋愛依存症)と声が聞こえてきそうだが、どうやらそうでもないような気がしてきた。
ブログ類のなかで俺が学習したのは「女性は彼氏を上書き追加保存する」ということだ。決して「上書き消去」ではない。元カレとか元々カレとか呼ぶが彼氏には代わらない。いまだに彼氏なのだ。余程の事情が無い限り逢いたい、もしくは逢える状態のようだ。
また同時に2人、3人とも仲良くできるし多少の罪悪感はあっても簡単に身体を開いてしまう人が多い。(多いと言うのは統計的な事でなく、この手のブロガーは大抵の意)
まぁ早い話、恋愛を楽しんでいると言うことだが俺がわからないのはそれらの恋愛が実に真剣で、どうにもならないくらい落ち込んだり泣き叫んだりしていることだ。ここは男にわからない感覚だ。
「そうなることが予想できただろうに・・・」と思うのだが「バレずにやる自信がある」的なゲーム要素を取り入れつつ、一丁前に落ち込むのは俺には分らん。
自虐願望というか悲しいヒロインになりたい願望があるとしか思えない。

男からすると「都合の良い女」は便利である。逢いたいときに逢える。やりたいときにやれる。という観点で。だけどそれを女性側に判らないようにするのに結構な努力をするわけだが(俺はそう思うのだが・・・)女性側は「好きになってしまった・・・」でいとも簡単に自分自身を正当化する。正直と言えばそれまでだが、なんだかなぁ。。。と思ってしまう。
軽蔑したいところだがそれらの女性に共通しているのは魅力的でポジティブだということだ。あくまで文書を読んでの感想だが。逆に言えば、そういう人種、人格で無いと彼氏がホイホイと出来ないわな。彼氏が次々に出来なければ「都合の良い女」は成立しない。

男が惹かれるのは「都合のいい女」なのか「都合のいい女を否定する女」なのか?

簡単なようで結構悩む二択問題だ。