貧困女性

ネットTVで「女性の貧困化」「お一人様ビジネスの繁栄」等々、同じようなテーマの番組を立て続けに観た。観たというより見せられた感が強い。
NHKで真面目に放送していた。クローズアップ現代とNHKスペシャルの両方で!これって凄くない!?

で、内容だが、見ていて悲しくなってくる内容でもあり腹立たしくなる内容でもあった。一例は母と娘2人の計3人がネットカフェをねぐらに暮らしているというもの。敷金や引越し代、家賃が払えないからネットカフェ暮らしだという。30日以上居る人は1日1900円だという。3人で1日1900円なら、1900×3人×30日=17万円の家賃払ってる。この金額なら普通のアパート借りられるんでねぇ??って話。
娘がアルバイト頑張って母親を助けながら、こんな所にしか住めない って論調だったけど、贅沢言わなかったら狭いアパートでも親子が住むのは可能のはず。少なくとも1畳のネットカフェよりはマシだと思う。それをさも、社会が悪いと言わんばかりの論調はおかしい。。。

別の例ではシングルマザーの母親は、寮や託児所が整っている風俗店が救いとなって働いている。一度は足を洗ったが結局また舞い戻ってきた って話。取材に応じた風俗店も立派だし顔をモザイク無しで出した社長さんもアッパレだ。だって需要があるから30過ぎのシングルマザーでも再就職できたし環境が整っているんだもの、人が集まるのは当然の話。これをしかめ面で見る女性がいるなら、も少しお勉強した方がよい。

ひどいと思ったのは臨時の高校教師。契約なので1年契約。というかコマ契約。8月は夏休みで授業が無いから収入ゼロ。生徒から「来年居るの?」と聞かれても答えられない。先生は聖職と云われるのに、貧困の先生がまともな教育など出来るはずがない というもの。これは判る。その通りだ。社会的なステータスがちゃんとしている人が先生と名乗るべきで収入の保証すらない人が先生面していたら親として嫌だ。

全体の論調のテーマは「貧困は連鎖する」「特に女性は社会的弱者で就職も難しいから貧困化がより深刻で早く進んでいる」という内容。
うん、そのようだね。。。だったら、だからこそ、ホントに全力で頑張って早く結婚したら!?
そう思う俺って、おかしいかな?
1人で月10万円稼ぐのがツライ。だからアパートも借りられない。結婚なんかとても出来ない。。。って、これ違うくない?
もう1人10万円の給料の男を見つけて、二人で月10万円のアパート探して10万円の生活費でなら生活出来んじゃねぇ?貯金だって、将来の子供のために出来るはず。
何でも現状を悲観的に捉えて「抜け出せない・・・」と諦めるのは日本人の悪い癖だ。
前にも書いたが米人は基本的に皆貧乏だ。収入が無いもの。でもおんぼろアパートかおんぼろ家を買って、皆仲良く、楽しく暮らしている。これだけのお金しかないからどう暮らすか?をマネージしている。お金の工面をマネージしない。金儲けの方法を考えたって無駄というか達成できる可能性低いって判っているから。

何で都市部に住みたいの?何で1人暮らししたいの?何で弱い同士で助け合おうとしないの?
昔の農村地区を思い出せばいいだけなのに。。。都市にあこがれるのは判るけど、お金欲しさだけに都市部に執着するのは初めから間違ってますから。
如何に暮らすかが先でしょ?貧困から抜け出せない って、あなたが首を突っ込んだだけでしょ?ダメと思ったら引っ込めればいいじゃん って話で。。。
オイラの親(貧乏百姓)の世代も、親は水だけ飲んででも子供のためにお金を貯めていた。家も畑もあるから出来た話だ。まずは家を決めるべき。お金はその次だと思うけどね。

あ〜、思い出しただけでも何か腹が立ってくる。
自分で自分をかわいそう呼ばわりする風潮は、いい加減止めませんかね〜。。。