小保方さん

ずっと気になっていたが、小保方さんの「STAP細胞」騒動にも触れないわけにはいかない。

まず、小保方さんは好みのタイプである。ど真ん中のストライクだ!。理系というのもアドバンテージとしてあるが、仮に普通の事務系女子であったとしても思いっきり振りに行くタイプである。
4月の釈明会見をたまたま帰国中の日本で、生放送のリアルタイムで観た。温泉湯屋の休憩所のTVで。。。あの時の顔はなんとも可哀相でしたな。。。

で、話題は論文そのものは俺にはさっぱり判らないから、理研との戦いが中心になる。
理科系の端くれの自分として、論文の「捏造」だの「改ざん」だのを世間様に説明しようとすること自体がナンセンスと思う。既知のデータや事実を元にある仮説を立ててそれを証明、解析していくのが科学であり、ましてやその先端の論文に「多少の」捏造や改ざんがあるのは、俺は当然というか誤差の範囲だと思っている。そんな細かいことに神経使っていたら、アメリカを初めとする先進国に置いていかれるのは火を見るより明らかだからだ。どれだけ優秀な技術者、先端技術を逃がせばこの国は自分の過ちに気付くのだろう?

前にも散々書いているが、日本という国は学習しない国だ。

ちょっと可愛い女性が主人公だから大騒ぎになって、それはそれで気付かせるにはラッキーな出来事だと思うが、論点の中心が「小保方vs理研」の泥仕合ってところが悲しすぎる。マスコミに出てくる有識者らしき人たちのコメントも的外れというか、本質に迫るものはほとんどない。
なぜ小保方さんのような若い技術者にこの研究をさせたのか?
発表を何故急いだのか?
その発表が何故ネーチャーという雑誌で日本の学会でなかったのか?
ここ超大事だと思いません??
ハナから日本の学会なんて信用してない ってことでしょ?
理研も、共同研究者も、つまりはまともな研究者はそれを判っていたってことでしょ?

色んな技術で世界に先を越されていることを隠し(意図的なものを感じる)、ガラパゴス化しているからだと自虐し、そのくせ「技術では日本は負けていません」とか力を込める。

頑張るとこ違うでしょ!?
科学ですから結果がすべてなんです。
科学ですから人のためになって初めて価値が出るんです。
世界の(まともな)技術者やそれを取り巻く人たちは、結果を重んじているんです。結果を、研究者達を、信じているんです。
信じるしかないでしょ!でなきゃ、行けるかどうか分からない宇宙開発にあれほど巨額のお金を出さないでしょう。だから研究者達も頑張る。次世代の研究者も夜も眠らずに頑張る。それが科学でしょ と私は云いたい。

日本じゃNASAのような開発母体は100年経っても出来ないでしょうな・・・
JAXA(?)だってNASAのつめの垢ほども研究してないと思う。それでいてあのはやぶさは見事。奇跡だ。それを喜んで映画作っちゃう日本人もどうかと思う、というか、だったら小保方さんをもっと応援しろよと云いたいけど。。小保方事件も映画になるのかなぁ。。。

信じてやろうよ!仮にSTAP細胞が再現できなかったとしても、「きっと何かの拍子に出来たんだね。何かの拍子が解明できると凄いね。」って目でどうして見れないのかな??
そういうことを声高に主張できる有識者とやらは居ないのかね。。。

まったくもって寂しい限りである。


小保方さん、頑張れ〜!
俺は応援してます。遠い空から信じてますから。




以下、5/9 追記
ネットの書き込みの中に「税金使っていたんだから捏造はけしからん。」「博士号剥奪は因果応報」とか多いのに驚いた。どういう仕組みで研究開発がされているのか知らなさ過ぎ。。。こういうものに税金を使うんです。普通。。。
公務員の給料とかばかりに目が行くけど・・・
でも、まぁ、小保方さん1人をバッシングするのはどうよ?という論調が多いことに少しだけ救われた感がある。